お彼岸の巻

公開日:2021年03月18日 カテゴリー:未分類 タグ:

今さっきお彼岸のお経を聞き終わったとこだ。お彼岸とは「ご先祖様に感謝を捧げる日」という事らしい。両親が居て自分が居る。その両親にはまたそれぞれ親が居る。当たり前だが先祖代々が存在したからこそ自分が居る。ただこれをさかのぼり過ぎるとホモサピエンスに行き着くのでほどほどで良い。・・・お彼岸と言えばお墓参り。お墓参りには当然作法があり、やってはいけない事がある。まず墓石にお酒をかけてはダメだと言う。故人が酒好きだとやってしまいそうだが、優勝のビールかけじゃないので、墓石を傷めない為に避けた方が良いと言う。お線香の火を息で消すのはダメ。これは墓参りに限った事ではないが、人間の息というのは不浄の物とされており、その中でもおじさんの息は特に不浄濃度が高いと思われる。また「そんな人居るかなぁ」と思うのだが、話しによると「墓石に抱きつく人」というのが珍しくないという。これも危険な行為とされているらしいのだが、危険と言うより「切羽詰まった」感じがして少々怖い。他にはお供え物は持ち帰る。これはカラスなどに荒らされない為で実際目撃した事もある。知らないお墓に手を合わせる事もダメらしく、理由は霊を連れて帰ってしまうと言われており、急にマナーとかそういう話しじゃなくなるのだ。