朝一先ずはサーフィン。基本的に腰～腹といったサイズだが、時折台風のウネリらしきものが入る。んじゃこの大きい波を乗ってやろうと沖で待ってると「そんな波ありましたっけ」といった具合でサッパリ入ってこない。それにしても海が混んでいる。ポイントに居る多くのサーファーは明らかにビジター。緊急事態宣言も何もあったもんじゃない。近所のパーキングには県外ナンバーの車がズラり。まあ夏で晴れてて、波もそこそこあればそりゃあ僕だって来ると思う。さてさて僕の水浴びのようなサーフィンはさて置き、オリンピックのサーフィンが始まった。会場である千葉の「志田下」の波は風が良くないものの、なんとか胸～肩はあるようで、世界に対して申し訳が立たないという事は避けられた。僕の注目はアメリカ代表「Jhon Jhon Florence」という青年。上手いのは言うまでもないが、メチャクチャ高く飛ぶのだ。サーフィンを知らない人は「普通はどれぐらい飛べて、この人はどれぐらい飛べるの？」と聞くかもしれない。答えは「普通の人は１ミリも飛べない」のだ。・・・残念ながらスポーツというものはまぐれが無い。仮にあったとしても想定内のまぐれ。どんなに願ってももがいてもまぐれで出来るという事はない。