サルスベリの巻

公開日:2021年08月31日 カテゴリー:未分類 タグ:

パソコンを打つこの部屋の窓から「サルスベリ」の花が揺れている。サルスベリは幹の表面がツルッとしており「猿も滑る」からきている。猿に言わせれば「楽勝」と言うかもしれないが、とにかく誰かがそう名付けた。本来は「百日」ほど咲き続ける事から「百日紅」と呼ばれている。更にアメリカでは 「Crape Myrtle(クレープマートル)」と呼ばれており、乾燥にも比較的強い事からカリフォルニアの街路樹にも沢山植えられている。カリフォルニアで見るサルスベリは「猿滑り」感はまるで無く、カラッと晴れ渡るカリフォルニアによく似合っている。・・・植物というのは周りの風景や雰囲気によって全然見え方が違う。例えば形の悪いローズマリーの鉢植えが、エアコンの室外機の横に置かれてたら当然良く見えない。それがターシャテューダーの石垣の足元にあれば「さすがターシャ」となる。形の悪さすら「自然」に見えるし、収穫して料理に使おうという気になる。そういう雰囲気のある庭を造るのが僕らの使命だと思う。・・・考えてみると庭に「サルスベリ」を植えてほしいというお客さんはわりに少ない。もう少し勧めるようにしよう。