スパイクの巻

公開日:2021年09月18日 カテゴリー:未分類 タグ:

午後7時一人ショッピングモールに行く。緊急事態宣言という事で営業は8時まで。閉店まで1時間とあって人は少ない。僕のお目当ては野球のスパイク。他のお店には脇目も振らずにスポーツ用品店に向かう。スパイク売り場にはおよそ30種類のスパイクが並んでいる。さて何で選ぶか・・。走るといっても早歩きと見分けがつかないレベルだし、守備やバッティングで踏ん張る事も最近はほぼ無いし。とりあえず手に取り品定めのような仕草をしてみる。僕が前途洋々の青年なら店員も駆け寄って来るのだろうけど、店員は僕をチラッと見て引き続き伝票整理をしている。そして「これの27センチください」とだけ伝えアディダスのスパイクを購入。ついでに試合ボールも買い一人フードコートに向かう。フードコートは複数人だと「何にする~?」「とりあえず一周チェックしようか」などとなかなか楽しい。それが一人だと今ひとつ居心地が悪い。人と言うのは静かな場所での一人はなんとも思わないが、賑やかな場所での一人は孤独を感じるもので、知り合いの居ないパーティーに似ている。そんな事を考えてると僕の「ワンタン麺」が出来た事を知らせるブザーがブルブルと鳴る。・・・写真はイチローのスパイク。足指、各関節の動き、足圧の反応からなるビモロ理論とかいうものに基づいてるそうだ。