静岡の海岸でサーファーがサメに噛まれた。体長は１メートルぐらいで足に怪我を負ったという。実際鎌倉の海ではサメに襲われるなんて事はない。以前70センチぐらいのサメは鎌倉の海でも見た事があるので、絶対無いとは言えないがまあ心配はいらない。サメと言えば「歯」。この歯で噛まれたらたまったもんじゃない。・・・サメの歯は虫歯になりにくい成分だと聞いた事がある。しかも年中生え変わるらしい。サメが狂暴に見えるのは結局あのギザギザの「歯」なんだと思う。人間でも同じ。時々ワンカップ片手にちょっと危険な雰囲気のおじさんに遭遇する。でも歯が2～3本しか無い事が分かると、とたんに愛嬌タップリの人に見える。歯というのはそれぐらい見た目に及ぼす影響が大きい。今僕はちょうど歯医者に通っている。歯科衛生士の女の子から「(おじさんにしては)綺麗に磨けてます」とお褒めの言葉を貰った。とは言え歯茎がだいぶ下がっているらしく、説明を聞く僕の頭には、砂浜で棒倒しに興じる映像が浮かんでおり、大きく削られた砂の山に木の枝が辛うじて立っており、何だか心細くなるのだった。