冬の海の巻

公開日:2022年01月05日 カテゴリー:未分類 タグ:

ヒュ~ルリ~ヒュルリララ~と冬の海は寒い。1月4日今年2回目のサーフィン。タダでさえ寒いのに冬のサーフィンは更に寒い。南西の風が寒さを増幅させる。波が来れば身体も動かし寒さを忘れるが、セットが途切れた数分間は寒さが身に染みる。身体はコチコチに固まり、きっと「死後硬直」はこんなだろうなぁと一足先に疑似経験が出来る。それでも僕らの若い頃のウエットスーツに比べたら、格段に性能が良くなった。・・・それは普段とて同じ。僕の子供の頃はダウンもフリースも無かった。僕らの子供時代は冬のお出かけと言えば分厚く重い「オーバー」を着ていた。オーバーの下にはこれまた分厚いセーター。甲冑を見て「よくこんなの着て動けるなぁ」と思うのと同じで、あと50年もすれば僕のオーバーが博物館に飾られると思う。こんなに厚着してるのに皆例外なく鼻を垂らしていた。しかもポケットティッシュも無い時代だからセーターの袖で拭いた。そして鼻は真っ赤になり顔全体がガビガビになった。僕らはホカロンもニベアも無い時代に育った。子供の頃の僕の手はひび割れでコモドドラゴンのようだった。一応母親が「リスリン」(透明な液体)を塗ってくれるのだが、僕はこのリスリンが嫌いで、コモドドラゴンやむなしと逃げ回っていた。とにもかくにも日常であれ海であれ、昔に比べたら随分楽になったなぁ。