写真の巻

公開日:2025年04月13日 カテゴリー:未分類 タグ:

商店街事務所が引っ越しをする。ロコマート&ガーデンがある御成商店街の事務所だ。役員皆で荷物の整理。「もうこれいらないね」と古い写真が「要らない箱」に入れられる。・・・親が死んだ時もそうだった。どっかの慰安旅行の写真。親父は写真の中には居るがそっぽを向いている。一瞬迷うが捨てる。父を知る現存する唯一の写真ならいざ知らず、知らないおじさんが主役の写真は捨てられる。当然僕の写真も捨てられる運命にある。三頭身の僕が「シェ~」してる写真も、お向かいのお婆さんに抱かれ助けを求めてる写真も、小学校の修学旅行でハムカツらしき物を食べてる写真も全てゴミになる。写真の裏には日付と「○○にて」と母の文字。残念ながらこれも捨てられる。もしかしたら写真というのは「今が記憶にとどめておきたい場面だよ」という事で完結してるのかもしれない。・・・気が付けばいつからか新しい写真を手にしてない。いつの間にか写真は画像でしか見てない。現像はいつ以来してないだろう。今の時代失敗した写真は即消去。世の中に半開きの目が無くなった。「焼き増し」なんて言葉もこの先消えるだろう。そう言えば昔「ウエザーマチック」っていうポケットカメラの水中カメラがあった(1980年発売)。皆でサーフィンの写真を撮ったっけ。撮るのがメチャクチャ難しくてほとんど足だけしか写ってなかった。あの写真こそゴミだなぁ。