日帰り温泉の巻

公開日:2026年01月31日 カテゴリー:未分類 タグ:

ある日の夕方、日帰り温泉に出かける。ここは温泉施設と言うより、田舎の村営銭湯といった感じだ。先ずは料金を支払い脱衣所の46番のロッカーのカギを受け取る。46番を探す。くしくも僕のロッカーの真上の45番のおじさんがお風呂から出たばっかりで、僕のロッカーの真ん前で素っ裸で身体を拭いている。46番は下から2段目。少しかがみ「すんません」と僕。僕も嫌だったが、おじさんも素っ裸の腰あたりでもぞもぞされて、さぞ落ち着かなかっただろう。・・先ずは露天風呂。平日で空いてるからか、岩風呂の縁に寝ころび右半身を湯舟、左半身を岩の上という「半身浴」の人が居る。ふとカツカレーのカツを思い出す。と思えば屋内の湯気でかすむ湯舟の縁に座り、メガネをかけ文庫本をを読んでいるおじさんが居る。温泉で本を読んでる人など滅多に遭遇しないので、タイトルを盗み見てやろうと忍び寄るが、湯気でタイトルさえ確認が出来なかった。そして脱衣所・・。僕が体重計に乗ってると、明らかに「アブナイ青年」が入って来た。ハンマーで殴られるのも素っ裸で逃げ惑うのも避けたい。そんな訳で大急ぎで着替える。ここの休憩所は畳の大広間。思い思いに持参した食べ物を広げている。僕の横の母娘は「サンジェルマンのサンドイッチ」。お母さんの好みだそうだ。斜め前の老夫婦は何を食べてるかは不明だがやや「イカ臭い」。このおばちゃん(推定70歳)はガリガリで明るい茶髪のチリチリパーマ。この手の風貌の人はおしなべて気が強く、このオバちゃんも「アヤは言わねえとわかんねぇ」と旦那らしきおじさんに訴えていた。近々アヤはしめられるようだ。